RFIDタグを使った全自動麻雀卓

公開特許公報に、「特開2004-008701 麻雀牌和り点読み取り方法及び装置」というものを見つけた。麻雀牌にRFIDタグを埋め込んで、麻雀の点数計算を自動的にさせられるとのこと。ああ、なんて素敵な応用方法だろう。これぞ真に人のためになる発明だ。

卓上の牌の所在や移動をすべて識別できることで、同時実況や牌譜採取もできるようになるそうな。牌譜だって、牌譜の内容だって、伏せてある牌山もすべて分かるようになるんだから、かなり凄い。これが実現すれば、もう加賀まり子がタバコを持つ手で牌を隠すのにむかつくこともないのですよ。麻雀の実況中継するにしても、水泳や競馬みたく妙に三次元化された牌のCGをリアルタイムで合成したりできるわけですよ。

RFIDタグを使ったイカサマって、まだ漫画にはなってないはず。誰が最初に描くだろうか。微妙に世間についていこうとする片山まさゆきあたりにぜひ。牌を投げつけて壊したら、中からRFIDタグが出てきてイカサマがばれるとか。RFIDタグで牌の所在を把握することで圧勝するイカサマ師が、途中から急に勝てなくなる。それは対戦相手が、電波を乱す装置を携帯電話に忍ばせておいたから、とか。