RSSリーダからコメントを打てるRSS

Russell Beattie Notebook(http://www.russellbeattie.com/notebook/)のRSSフィードRSSリーダから見ると、エントリへのコメント欄が表示される(FirefoxのSageで確認)。

"Forms in Feeds" という表現でその可能性について言及されてる。まず見た目が新しくてかっこいい。楽チンぽい。「RSSで新着を確認→エントリを選択→エントリを表示→エントリに対してアクション実行(=コメント記入)」というステップの途中を省略できる。

その上で、RSSリーダをプラットフォームにした、新しいアプリケーションの形をいろいろ考えられる。Web2.0のプラットフォームのメインストリームが何になるのかは分からないけど、とりあえずRSSなりAtomみたいな「配信されるコンテンツ」を扱う類の技術をサポートすることは間違いない。自分から取りにいくというモデルは、概念の上ではレアな行為になるはず(HTTPといったプロトコルレベルの話じゃなくて)。

Web2.0の世界は、加工や編集、利用の仕方の主導権が受け手にある。コンテンツ配信側の都合に沿って、情報のみでなくアプリケーションまで流通させられていたのが従来だとすれば、Forms in Feedsのように情報は配信されるが、その加工方法(=アプリケーション)はお好きなようにしてくださいという形は、新しい匂いがする。「従来からある技術に新しい包装紙をかぶせて『新技術です』と言う」のとは、異なる感じ。

Forms in Feeds についてはこちらのエントリで

Playing with Forms in Feeds
http://www.russellbeattie.com/notebook/1008482.html
Forms in Feeds Continued...
http://www.russellbeattie.com/notebook/1008483.html